Particular で有機的な動きを作れるか

「有機的な水の流れ」や「滝」を再現する! をテーマにして、このところ色々調べています。
Vimeo にとてもきれいなサンプルがあるのを教えていただいたので、「滝」とはちょっと違いますが、AfterEffects+Particularで真似して作ってみました。
まだ細かい調整は必要ですが、なんとか作り方は理解できたように思います。
まだ、序の口ですが、、、

参考までに、動画とAftereffectsのデータもアップします。

Particle_experiment01.zip (AfterEffects Project CC2014+Particuler)

AfterEffects のモーションパスを Particle Illusionで使う

Particle Illusion は、古くからあるソフトで、高速でパーティクルをレンダリングできたり、パーティクルのライブラリーが充実しているので、「困ったときのParticle illusion」ではないですが、ワンポイントで使うのに便利なソフトです。
最近は、Particularがあるので、出番が少ないのですが、、、

AfterEffectsでつけた動きに、Particle Illusionのパーティクルを合わせたい場合、いくつかのコツというか、注意点があります。

順を追って解説すると、、、

まず、このように円周上に一回転するオブジェクトがあり、そこにパーティクルを付けたいとします。スクリーンショット 2014-04-30 2.09.54この場合、コンポジションのすべてのフレームに位置のキーが打たれていることが必要です。

位置のキーをすべてのフレームに打つには、下の画像のように位置にエクスプレッションを適用してから、「value」と打ち込みます。
スクリーンショット 2014-04-30 2.22.25次に、アニメーション>キーフレーム補助>エクスプレッションをキーフレームに変換 を選びます。(下図)スクリーンショット 2014-04-30 2.25.57これで、すべてのフレームにキーが打たれました。
スクリーンショット 2014-04-30 2.28.03キーが選択されている状態(キーが黄色くなっている状態)のまま、「コピー(OSXでは、cmd+C)」します。

これで、位置のキーフレームがクリップボードにコピーされました。

これを、テキストエディタにペーストすると、以下の様な状態です。
スクリーンショット 2014-04-30 2.32.39
これは、AfterEffectsのキーフレーム情報ですが、ここから上の図の赤で囲った部分を削除します。
(ここを削除しておかないと、Particle Illusion はデータを受け付けません)
削除後は、下の図の状態です。
スクリーンショット 2014-04-30 2.35.58テキストエディタ上で、全て選択して再度「コピー(OSXでは、cmd+C)」します。

これで準備が出来ましたので、Particle Illusionを立ち上げて、ステージサイズをAfterEffectsのコンポジションと同じサイズにします。
スクリーンショット 2014-04-30 2.40.12好みのエミッターを選んで、ステージ上でクリックします。
スクリーンショット 2014-04-30 2.41.13次に、下のように、左側のリストの「Star Trail 20(選んだエミッターによって名前は変わります)」を右クリックして、Import > position dataを選びます。スクリーンショット 2014-04-30 2.41.59すると、このようなダイアログボックスが出るので、
After Effects 7.x/6.x/5.0(from clipboard)が選ばれていることを確認して、OKします。スクリーンショット 2014-04-30 2.44.30これで、Particle illusion に位置のキーフレームが読み込めました。

スクリーンショット 2014-04-30 2.46.08あとは、動画や連番にレンダリングして、AfterEffectsで読みこめば良いことになります。

ループ動画の作成

キーノートのプレゼンテーションで動画を使う場合、素材をループできる状態にしておけば、プレゼンの時間が変わっても動画を動かしたまま見せることができます。

1つ前の投稿のような「パーティクルの動画」をもしループに使う場合には、以下の手順で作成しています。
(ループにする場合は、なるべくフレームに端数が出ないようにコンポジションで「秒30フレーム」を選んでください。
29.97フレーム/秒 ではうまくいかないことがありました。)

スクリーンショット 2014-04-28 20.48.54まず、上の画像のようにループしたい素材全部をプリコンポーズして、1つのレイヤーにしておきます。
ループする場合、完成動画の始点(0秒)と終点(上の例では20秒)が全く同じフレームでなければなりません。

そこで、10秒ピッタリの部分を完成動画の始点(0秒)と終点に持ってくると想定して、10秒00フレでマーカーを打ちます。
(レイヤーを選択してからテンキーの*を押すと、下の画像のようにレイヤーマーカーが打たれます)スクリーンショット 2014-04-28 20.54.24
次に、レイヤーマーカーの部分を、ピッタリ0秒にしたいので、レイヤーごと左に動かして、0秒に合わせます。
このとき、キーボードの(;セミコロン)を押して、タイムラインをフレーム単位まで拡大し、ぴったり合わせてください。
スクリーンショット 2014-04-28 20.57.41次に、このレイヤーを複製し、今度はレイヤーごと右に動かして、ピッタリ20秒の位置に合わせます。
スクリーンショット 2014-04-28 21.00.07このとき、上の画像のようにマーカーが20秒ピッタリになるように気をつけてください。
1コマ多かったり、少なかったりすると、きれいなループになりません。

これで、始点と終点の位置は合いました。
次は、この2つのレイヤーをわからないようにオーバーラップすれば良いことになります。

実写映像などであれば、レイヤー自体に透明度がないので、下の画像のように、上のレイヤーだけをフェードイン(透明度を0から100に)すれば良いのですが、このパーティクルは透明度を持っているのでそれだけでは、下のレイヤーが透けてしまってうまく行きません。
スクリーンショット 2014-04-28 21.04.48そこで、プリコンポーズされたレイヤーをダブルクリックして、元のコンポジションに入り、一番下に新規平面(この場合は黒一色)を加えます。
スクリーンショット 2014-04-28 21.25.23これで、もとのコンポジションに戻れば、
スクリーンショット 2014-04-28 21.26.43このように、上にあるレイヤーをフェードインするだけでうまくのりかえることができ、ループの完成となります。