MPEG StreamClipの使い方いろいろ

前回の投稿で使用した「MPEG StreamClip」というソフトは、DVDから動画に変換するときにも使用できます。(DVDにプロテクトがかかっていないこと、著作権がクリアされてることが前提です)
例えば、

・DVDで受け取った試写映像をチェックするときに、DVDのままだとキャプチャーできないし、早送りも大変なので.mp4に変換してパソコンで確認したい

・DVDの中の映像を素材として使用したいので、ProResコーデックのQuickTime Movieに変換したい

といった時に使用しています。

「MPEG StreamClip」は、DVDのデータを直接読めるのですが、条件が1つあり、OSXに「QuickTime MPEG-2 再生コンポーネント」がインストールされていなければなりません。

OSXが「10.6 Snow Leopard」以前であれば「QuickTime MPEG-2 再生コンポーネント」を単純にインストールするだけで、「MPEG StreamClip」はDVDの動画を処理することができますが、OSXが「10.7 Lion」「10.8 Mountain Lion」「10.9 Merverics」では、インストール自体ができなくなってしまいました。

くやしいので、インストール方法を探してみると、「OS X LionにQuickTime MPEG-2 再生コンポーネントをインストールする方法」があり、解決方法が書いてありました!

Squared 5 srlのMPEG Streamclip 1.9.3b6 beta for Mac OS Xをダウンロードし、その中に入っているApple Script「Utility MPEG2 Component Lion」を使用するとインストールすることが出来ます。 QuickTimeMPEG2.dmgファイルをダブルクリックしてイメージをマウントし、Utility MPEG2 Component Lionを起動して、手順に従うとインストールすることが出来ます。 QuickTime MPEG-2 再生コンポーネントは、システム>ライブラリ>QuickTime>QuickTimeMPEG.component (Ver.7.6 Universal)にインストールされます。

という方法で、解決出来ました。

もとのDVDがDVDレコーダーで作成されたもの(=パソコンで直接作成してないもの)の場合は、途中でタイムコードがぶつ切れになっていて音が飛んでしまう場合があります。

2013-04-13 13.03.21

「MPEG StreamClip」では、「Fix Now」というオプションをクリックしておくことでタイムコードを修復してくれますので、このオプションを選ぶするとうまく変換できます。

MP4のエンコード(その2・バッチ処理)

一度に2個以上の動画を、同じ設定でMP4にする場合は、バッチを使用します。

2013-04-11-18.00.51メニューから「Batch List」を選ぶと、以下の様な画面になります。

スクリーンショット 2013-04-11 18.01.46この「Batch List」のウインドウの中に、変換元のQuicTime Movieを複数選択して一度にドラッグアンドドロップします。
すると、このように、何に変換するかの選択画面になりますので、「Export to MPEG-4」を選びます。
2013-04-11-18.08.16
「OK」ボタンをクリックすると、「Select Distination Folder」を選ぶ画面が出るので、出力席を選んで「Select」します。
その後は、基本操作と同じでエンコードの設定を決めて、エンコード処理ができます。

MP4のエンコード(その1・基本)

キーノートでは動画をプレゼンテーションに使用できますが、その動画は、キーノートに「mp4」形式で貼り付けています。
そのためには、例えばAfterEffectsから書きだしたQuickTime Movieを.mp4 に変換しなければなりません。
(直接.mp4にレンダリングしてもいいのですが、画質やコマ落ちなど時々問題がありました)

これまでは、「MPEG StreamClip」というソフトを使っていましたので、これを使ったエンコードの手順を忘れないように整理しました。

1.MpegStreamClipは、フリーソフトですので、以下のサイトからダウンロードして、MACにインストールしてください。

http://www.squared5.com/svideo/mpeg-streamclip-mac.html

「Download MPEG Streamclip 1.9.2 for Mac OS X」からファイルを落としてインストールします。
Windows版もあるのですが、テストした限りではうまく動作しませんでしたので、OSX版を使っています。

2.インストールが完了したら、「MPEG Streamclip」を立ち上げます。
以下の様なウインドウが出るので、ウインドウの中にAfterEffectsでレンダリングしたQuickTime Movieをドラッグアンドドロップします。

2013-04-11 17.29.45
こんな状態になります。

スクリーンショット 2013-04-11 17.31.39
3,次にこのムービーを「.mp4」に書き出すために、以下のようにメニューから「export to mpeg4」を選択します。

2013-04-11-17.33.22
4,すると、以下の様な設定画面が出てきますので、赤枠の部分を下の設定の数値に変更して「Make MP4」ボタンをクリックします。

2013-04-11-17.40.37
以上で、MP4の動画を書き出すことができます。

この設定は、上の設定画面の左下にある「Presets…」で保存出来ますので、次からは「Presets…」から呼び出せば素早く作業できるようになります。

エンコードしたい動画の数が多い場合は、バッチメニューで一度に変換出来ます。
これは次の投稿で書きます。